鰻 小川屋
ここ20年くらい桜の季節には西伊豆に旅行しているが、その締めくくりに寄る店がここ、下田の小川屋。
「客の顔を見てから鰻を割く」系の店なので予約の電話を入れると到着時間に合わせて料理してくれもするのだが
それもつまらないので「ゆっくり待たせてもらいます」と予約して酒を飲む。
桜の季節には、備長炭の炭であくぬきをしたわらびのおひたしが楽しみ。
鰻は柔らかすぎず、脂も抜けすぎず、たれも甘すぎず、炭の香ばしさがとても活きた逸品だと思う。
ここの鰻を食べてからは東京で鰻を食べなくなった。
特に秀逸なのは肝吸い。ごく薄めの味付けもあって炭火の香りがふうわりとする。
恐らく肝を炭火で軽くあぶっているのだと思うが。
撮影はα700+AF35mm/1.4。
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