2009 年 4 月のアーカイブ

タープ

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ヘキサタープが好きだ。
毎年皐月の風が吹き始めると無性にタープを張りたくなる。
10年くらい前に購入したSnowPeakのシンプルなタープを使い続けている。
二本のポールとステーロープの張力のみで全体を支える構造美がたまらない。
特にポール間の懸垂関数な「たわみ」をいかに美しく出すかに毎回苦心する。

タープは常に「風」と共にある。
テントとは違って、風を防ぐ構造は何もない。

むしろ、風を読んで、いかに風を通すかを考えて張る方向を決めることになる。
うまく方向を決めると、タープが笑う姿を見ることができる。

先週末は良い陽気で風も微風だったので子供と一緒に多摩川の河原にでかけて
今年の初タープ。

DSC09907.JPG

α900+AF35/1.4G@F8
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去年の夏の撮影。今から見直すとCZ16-80ZAの描写は色が濃い。
そうか、これはCZ24-70ZAを買えというお告げかと。

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α700+CZ16-80ZA@16mm/F10
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音の世界では、「音数」というのがよく言われる。
Zeissのレンズはそれに近い趣がある気がする。

DSC06194.JPG

α700+CZ16-80ZA@40mm/F8
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桜も終わり

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今年は気候に恵まれて長らく桜を楽しむことができたが先週末でそれも終わり。

土日は小さなテントをかついで子供と一緒に近所の公園で花見。
染井吉野はすでに葉桜になっており、他には花見客は皆無だった。
通りかかる人たちは少し不思議そうな顔をしながらテントを見ていた。
いいのだ、飲む口実さえあれば。

この日はコノスルのカベルネを。外で飲むのに上品なワインは不向きだ。
ニューワールドの力強さくらいが無いと、風に対抗できない。
外で食べるフライ物や天ぷら、バーベキューがうまいのも同じ理屈だと思う。

DSC09514.JPG

α900 + AF35/1.4G@F2.8
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主枝の花はかなり散っていたが、彦桜はきれいに咲いていた。
AF100/2のこういうヌケの良い描写が好きだ。

DSC09645.JPG

α900 + AF100/2@F2.8
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公園には大賀蓮が咲く小さな池があり、この季節には周囲の桜の花びらを集める。
画像仕上げにはα900のクリエイティブスタイル、夕景を使ってみた。
ちょっと意図とは違って、花びらをローストしたような色合いになったが
春の終わりにはふさわしいかもしれない。

DSC09677.JPG

α900 + AF100/2@F8
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逆光を狙って。一片一片の桜が黄金色に輝く。
これはぜひクリックして拡大して見てほしい。

DSC09669.JPG

α900 + AF100/2@F11
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八重

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上の子供が生まれた時に植えた八重の枝垂がある。
正確な品種はわからない。

この桜も、前の記事の海棠も梅もそうなのだが、いずれも鉢植えで
植えた直後には枝を伸ばそうとする。が、感心することには、翌年からは
自らの身の丈を知っているかのように、その限られた空間の中で生きようとする。
子供の頃の経験から、特に、梅は毎年徒長枝が出るものだと思っていたのだがそれをしない。
案外、エコの本質はここらあたりにあるのではないか。

話を元の桜に戻して…
日照などの条件があまり良くないのでなかなかきれいに咲かせることができないのだが
時期をはずさないうちに今年の絵を上げておく。
なにしろ狭い庭なので背景整理の都合でマクロが活躍。


DSC09688.JPG

α900 + AF100/2.8 MACRO@F4
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DSC09694.JPG

α900 + AF100/2.8 MACRO@F4
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春の風景

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そろそろ桜も終わりかけだが、桜以外のスナップを。
今回もソニーレンズの SAL70300G が活躍。

この花ニラは本来は早春の花だったはずなのだが、いろいろな花が一斉に咲く結果になった。

DSC09011.JPG

α900+AF70-300/4.5-5.6@300mm/F5.6
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郷土の森のせせらぎ近くの花を。

DSC09060.JPG

α900+AF70-300/4.5-5.6@150mm/F5.6
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竹林には早くもシャガが咲いている。
これも本来は5月頃の花だと思う。

DSC09104.JPG

α900+AF70-300/4.5-5.6@300mm/F5.6
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あじさいはこの時期から活動を始めている。
冬場には刈り取られた枯れ木のような姿になっているが、そこから
鮮烈な芽吹きを見せてくれる。
私はあじさいの花そのものよりもこの新緑の葉の若々しさが好きだ。

DSC09090.JPG

α900+AF70-300/4.5-5.6@250mm/F5.6
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なかなかうまく咲いてくれないのだが自宅の鉢植えの海棠も。
今年は桜と海棠が一緒になってしまった。

DSC08354.JPG

α900+AF100mm/2.8 MACRO@F2.8
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そうそう、神社の猫も。
とても紳士的な(めすなので淑女的?)猫で、お願いすると静かに撮影させてくれた。
近所のおばさんたちの話ではおなかに子供がいるらしい。
そのせいでこの警戒する眼なのかもしれない。

DSC08146.JPG

α900+AF100mm/2@F2
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桜・桜・桜

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今年は暖冬ではあったが桜の花が開き始めてから花冷えがあり、満開を迎えてからは
穏やかな日が続いたため例年よりも長く花を楽しめた。
昨晩も近所の桜を確かめてみたがこの天候が続けば今週末には桜吹雪が堪能できるかもしれない。

さて、本文である…

この季節の愛読書、桜守の佐野藤右衛門さん「櫻よ」に「桜は満月に向かって咲く」
と断言されている。今年はなるほど確かにそうだと思った。明日あたりが満月だろうか。

これは先週金曜日の撮影。15:00近くに昼月がかかっていた。
西日に輝く桜が良いアクセントになっている。
(イメージャーのごみはご容赦ください…)

DSC09056.JPG

α900 + AF70-300mm/4.5-5.6G@300mm/F5.6
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ほぼ予想通り、大國魂神社の枝垂桜は金曜日の午後にピークを迎えた。
が、やはり暖冬の影響で花付きは良くなかった。
偶然だが去年もほぼ同じ構図で撮影している。
(レンズは去年はSTF、今回はSAL70300Gだった…)
こちらの去年のショットと比較してみてほしい。
ボリューム感、花の色合い、ともにまったく違うのがよくわかる。
去年の冬が近年に無く厳しい寒さだったせいだ。

DSC08770_2.JPG

α900 + AF70-300mm/4.5-5.6G@135mm/F5.6
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今回は最新鋭のソニーGレンズ、70-300mm/4.5-5.6G(SAL70300G)を投入した。
私にとってはDT16-80/3.5-4.5ZAについで二本目のソニーレンズ。
この手の新しいレンズはどれも優等生で破綻が少ない。特にコントラストの高い
場面でのフリンジが皆無であること。色のりも良いと思う。

DSC08798.JPG

α900 + AF70-300mm/4.5-5.6G@300mm/F11
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同じくSAL70300Gにて。

DSC08810.JPG

α900 + AF70-300mm/4.5-5.6G@230mm/F11
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ほぼ同じ構図で、ミノルタAF100/2.8SoftをSoft効果0で絞って。
露出の微妙な違いもあるが、私はこちらの階調表現の方が品があって好みだ。

DSC08855.JPG

α900 + AF100mm/2.8Soft@F8
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次の二枚は、個人的な定番の AF100/2。

DSC08876.JPG

α900 + AF100mm/2@F2.8
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こういう構図ではこのハイキーな感じがたまらなく好きだ。

DSC08890.JPG

α900 + AF100mm/2@F2.8
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ほぼ満開の全体を絞って。このレンズは絞ってもいい描写をしてくれる。
(サムネイルでは画質が落ちてしまい今ひとつわからないですね…)

DSC08898.JPG

α900 + AF100mm/2@F11
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次は三枚をSTFにて。
この擦硝子状のボケはやはりこのレンズ特有の賜物だと思う。

DSC08966.JPG

α900 + STF135mm/T4.5@T4.5
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DSC08969.JPG

α900 + STF135mm/T4.5@T4.5
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DSC08980.JPG

α900 + STF135mm/T4.5@T4.5
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郷土の森の薄墨桜。
撮影で薄墨の色合いを出すのは至難の業だと思い知ったが少しは雰囲気が
伝わるだろうか…この例は西日に助けられている。

DSC09014.JPG

α900 + AF70-300mm/4.5-5.6G@70mm/F4.5
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最後に、SAL70300G+染井吉野を。
上にも述べたが、エッジ部のフリンジが皆無なのは、デジタル時代の設計なのだと
納得する。守備範囲は広いだろう。F値は暗めだがこれが約7万円で購入できるのは
良心的だと思う。世間の評判が良いわけだ。

DSC09075.JPG

α900 + AF70-300mm/4.5-5.6G@130mm/F5.6
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DSC09079.JPG

α900 + AF70-300mm/4.5-5.6G@130mm/F5.6
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DSC09083.JPG

α900 + AF70-300mm/4.5-5.6G@130mm/F5.6
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