2009 年 3 月のアーカイブ

大國魂神社の彼岸桜

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当地、大國魂神社の枝垂桜が開き始めた。
まだ七分咲きだが日曜日は陽光も差したので撮影に。

今期の冬は暖冬だったのでやはり花つきがいまひとつな気がする。
桜に限らないが春の花は一度厳しい寒さにさらされないと目覚めが悪いのでは
なかろうか、と思う。人間も一緒かもしれない。

今回はミノルタ100/2.8MACROを中心に使ってみた。
やはりマクロレンズは寄るのに限界がないため、このような被写体では
構図の作り方に制限が少ないというのを感じた。
この日は風が少なかったのも良かった。枝垂桜は風が強いとつらい。
(風が強い日は強い日で別の写真が撮れるのだが…)

まずは 100/2.8MACROで。

DSC08464.JPG

α900 + AF100mm/2.8 MACRO@F2.8
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今回は500/8RFも持ち出した。
独特の円形ぼけも桜相手では相性が悪い。
これはこういう被写体では使いにくいことがよーくわかった。

DSC08491.JPG

α900 + AF500mm/8 Reflex@F8
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次はSTFで。

DSC08559.JPG

α900 + STF135mm/4.5@T4.5
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100/2.8MACROで、桜色の前ボケをねらって。
ああ、桜海老のかきあげが食べたくなった…

DSC08686.JPG

α900 + AF100mm/2.8 MACRO@F2.8
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似た構図だがもう一枚。これは再び STF。

DSC08531.JPG

α900 + STF135mm/4.5@T4.5
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この日は神社で結婚式があった。そうか、今日は大安だったのだと気づいた。
顔が見える前からの写真を掲載できないのが残念なのだが、
花開く桜のもとで新郎新婦関係者ともに皆幸せな表情だったのが嬉しかった。
右側には初参りの赤ん坊も見える。

春の柔らかな日差しの中、たくさんの人が記念写真を撮影していた。
人々を集め、鮮やかないとおしい想い出を残してくれる桜の力を感じた


DSC08724.JPG

α900 + AF100mm/2.8 MACRO@F8
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全景を引きの100mmにて。
オリジナルは JPEG でも 15M byte の巨大データだ…


DSC08737.JPG

α900 + AF100mm/2.8 MACRO@F8
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そのほかの写真はまた後日。

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SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM 自由演技

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今回はこのレンズの自由演技(?)。

一枚目はいつもの都電のヘッドランプ部分のアップ(F2.8)だが、どうもこのレンズは
露出が明るめに出る傾向が強い。
絵の好みにもよるのだろうが、F4 よりも明るい絞りでは露出補正をアンダーに当ててやる必要があるかも。

DSC07546.JPG

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α900+SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM@F2.8

二枚目はすみれをF2.8で。なにしろ、-2EV 補正をかけないとこの絵にならない…

DSC07627.JPG

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α900+SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM@F2.8

以下はこぶしの花をF2.8/F8にて比較。
絞ると露出が落ち着いてくる気がする。

DSC07633.JPG

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α900+SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM@F2.8


DSC07638.JPG

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α900+SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM@F8

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各社50mm/1.4対決その2

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前の記事と同じ日に撮影した写真から、花ニラを被写体として。

今回はそれぞれの開放の写真を上げる。
今回もボケの滑らかさではSIGMAに軍配が上がる。
が、このレンズはやはり開放ではハロが目立つ。
そして、もうひとつ。50mmの開放でこのボケの滑らかさを必要とする場面は
どういうときだろうか、という問題もある。
ポートレートでは活きるだろうが 85/1.4G があるではないか、という話になる。

さて…

マルチパターン測光+絞り優先で撮影した(のが間違い?)のだが、α900はSIGMA=1/5000、
MINOLTA=1/8000を選んできた。SIGMAでハロが目立つのはそのせいもあるかもしれない。
前回の記事でも同じ傾向なので、そういう相性なのだと思う。撮影後のヒストグラムを
見るとSIGMAは明らかに違う傾向を示すので不可解な面もあるが、それはマルチパターン
測光のアルゴリズムとの乖離を示すものなのだろう。
SIGMAで撮影したヒストグラムはいずれも輝度の低いほうに山がくる傾向が強い。

いずれにせよ次の機会では、マニュアルモードでデータを揃えようと心に誓った。
(でも、すぐ忘れてしまう…)

SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM

DSC07556.JPG

MINOLTA AF 50/1.4

DSC07563.JPG

Planar 50/1.4 (α改)

DSC07576.JPG

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各社50mm/1.4対決

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今回はかなりマニアックな記事。

日曜日はよく晴れて気温も上がり久々の小春日和だった。
子供を連れていつもの府中郷土の森にでかけた。梅は完全に終わっていたのが残念。

兼ねてから気になっていた SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM(α)が土曜日に届いたので
MINOLTA AF 50mm/1.4, CONTAX Planar 50mm/1.4(改) を比較のために持ち出した。
この件では何回か記事を書くと思うが、まずは第一弾。

クロッカスを被写体に比較してみる。
まず、F2.8 でのそれぞれのレンズの描写。
被写体への距離はほぼ 70cm 程度。

SIGMA 50mm/1.4

DSC07600.JPG

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α900 + SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM@F2.8

MINOLTA 50mm/1.4

DSC07607.JPG

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α900 + AF50mm/1.4@F2.8

Planar 50mm/1.4

DSC07614.JPG

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α900 + P50mm/1.4@F2.8

以下は、ピクセル等倍に引き伸ばした絵のキャプチャー。
左からSIGMA, MINOLTA, Planarの順。

最初は開放 F1.4 の絵。参考のためにヒストグラムも表示してある。
まず、中心部。
少し露光オーバー気味なのは割り引いても、いずれもハロ気味な絵になってはいる。
これは大口径レンズではしょうがないだろう。
が、SIGMAのこのレンズは前玉をf1.2相当で設計して、内部のフレアカッター
によって実質f1.4になっているという前評判だったのでこの点は少し意外だった。

50mm-1.4-1.JPG

が、次の絵が衝撃的。
中心部の少し上の部分のピクセル等倍。
SIGMA のぼけの滑らかさが圧倒的なのがわかっていただけると思う。

50mm-1.4-2.JPG

次はF2.8の比較。
一枚目ではP50/1.4の被写界深度が深めに思える。
二枚目ではP50/1.4のアウトフォーカス部分がシャドーに落ちていて好み。
が、これは微妙な露出の違いによるものかも、という気がする。


50mm-2.8-1.JPG


50mm-2.8-2.JPG

次はF5.6の比較。
ここでも、P50/1.4 の被写界深度の深さが目立つ。
近中距離で撮影すると、P50/1.4 は画角が相対的には狭く感じるので単純には逆なはずなのだが、レンズ構成などによる差なのだろうと思う。
また、いずれの絵でも Planar の紫の出方に好感が持てる。


50mm-5.6-1.JPG


50mm-5.6-2.JPG

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サイトリニューアル

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今までMovableType4.1を使ってサイトを構築してきましたが、カスタマイズなどいろいろと限界を感じてきたため、ブログシステムをWordpressに移行しました。
今までのエントリーと、いただいたコメントは全部移植したつもりです。

これを機会にすべてのエントリーのタグ情報を入力しなおしました。
画面右に表示されているタグクラウドもこれで少しは役に立つようになるのではないかと期待しています。

写真上にマウスを持ってきたときに表示されるEXIF情報のポップアップがまだうまく動作していませんが、その他の不具合(リンク切れなど)にお気づきがありましたらコメントいただけると助かります。
現在使っているテーマが英語版のため、日付表示などなどちょっと変なところもありますがこれはおいおい修正していく予定です。

今後ともよろしくお願いいたします。

追記: EXIF ポップアップは動作しました。主立った部分の日本語化も完了したつもりですが、おかしなところがあったらコメントお願いします。

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