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各社50mm/1.4対決その2

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前の記事と同じ日に撮影した写真から、花ニラを被写体として。

今回はそれぞれの開放の写真を上げる。
今回もボケの滑らかさではSIGMAに軍配が上がる。
が、このレンズはやはり開放ではハロが目立つ。
そして、もうひとつ。50mmの開放でこのボケの滑らかさを必要とする場面は
どういうときだろうか、という問題もある。
ポートレートでは活きるだろうが 85/1.4G があるではないか、という話になる。

さて…

マルチパターン測光+絞り優先で撮影した(のが間違い?)のだが、α900はSIGMA=1/5000、
MINOLTA=1/8000を選んできた。SIGMAでハロが目立つのはそのせいもあるかもしれない。
前回の記事でも同じ傾向なので、そういう相性なのだと思う。撮影後のヒストグラムを
見るとSIGMAは明らかに違う傾向を示すので不可解な面もあるが、それはマルチパターン
測光のアルゴリズムとの乖離を示すものなのだろう。
SIGMAで撮影したヒストグラムはいずれも輝度の低いほうに山がくる傾向が強い。

いずれにせよ次の機会では、マニュアルモードでデータを揃えようと心に誓った。
(でも、すぐ忘れてしまう…)

SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM

DSC07556.JPG

MINOLTA AF 50/1.4

DSC07563.JPG

Planar 50/1.4 (α改)

DSC07576.JPG

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各社50mm/1.4対決

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今回はかなりマニアックな記事。

日曜日はよく晴れて気温も上がり久々の小春日和だった。
子供を連れていつもの府中郷土の森にでかけた。梅は完全に終わっていたのが残念。

兼ねてから気になっていた SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM(α)が土曜日に届いたので
MINOLTA AF 50mm/1.4, CONTAX Planar 50mm/1.4(改) を比較のために持ち出した。
この件では何回か記事を書くと思うが、まずは第一弾。

クロッカスを被写体に比較してみる。
まず、F2.8 でのそれぞれのレンズの描写。
被写体への距離はほぼ 70cm 程度。

SIGMA 50mm/1.4

DSC07600.JPG

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α900 + SIGMA 50mm/1.4 EX DG HSM@F2.8

MINOLTA 50mm/1.4

DSC07607.JPG

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α900 + AF50mm/1.4@F2.8

Planar 50mm/1.4

DSC07614.JPG

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α900 + P50mm/1.4@F2.8

以下は、ピクセル等倍に引き伸ばした絵のキャプチャー。
左からSIGMA, MINOLTA, Planarの順。

最初は開放 F1.4 の絵。参考のためにヒストグラムも表示してある。
まず、中心部。
少し露光オーバー気味なのは割り引いても、いずれもハロ気味な絵になってはいる。
これは大口径レンズではしょうがないだろう。
が、SIGMAのこのレンズは前玉をf1.2相当で設計して、内部のフレアカッター
によって実質f1.4になっているという前評判だったのでこの点は少し意外だった。

50mm-1.4-1.JPG

が、次の絵が衝撃的。
中心部の少し上の部分のピクセル等倍。
SIGMA のぼけの滑らかさが圧倒的なのがわかっていただけると思う。

50mm-1.4-2.JPG

次はF2.8の比較。
一枚目ではP50/1.4の被写界深度が深めに思える。
二枚目ではP50/1.4のアウトフォーカス部分がシャドーに落ちていて好み。
が、これは微妙な露出の違いによるものかも、という気がする。


50mm-2.8-1.JPG


50mm-2.8-2.JPG

次はF5.6の比較。
ここでも、P50/1.4 の被写界深度の深さが目立つ。
近中距離で撮影すると、P50/1.4 は画角が相対的には狭く感じるので単純には逆なはずなのだが、レンズ構成などによる差なのだろうと思う。
また、いずれの絵でも Planar の紫の出方に好感が持てる。


50mm-5.6-1.JPG


50mm-5.6-2.JPG

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APL125mm/2.5+P50/1.4@郷土の森

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今日は良い天気だった。
ちょっと朝寝坊してしまったが午後からいつもの郷土の森に。
まだα900で使っていなかったアポランサー125/2.5とプラナー50/1.4(改造)を持ち出した。
APL125/2.5はご存知のとおり、フォクトレンダーのレンズの中では唯一(だと思う)αマウントがあるレンズ。プラナー50/1.4は昔のエントリーで書いたとおり、マウント改造したものである。
梅祭りもこの土日で終わりらしいが、暖冬のせいで梅はほとんど終わり。
主に梅以外の被写体を拾ってみた。

APL125/2.5 はマクロレンズなことを思い出し、草むらの小さな花を。
もともとあっさり傾向の色ではあるが、この描写はやはりマクロなんだなぁと思わせるものがある。この枯葉のあたりの表現が私は好きだなぁ。

DSC07278.JPG

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α900+APL125/2.5@F3.5

同じく、APL125/2.5で梅。
やはり、背景はちょっとうるさいかなぁ。

DSC07280.JPG

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α900+APL125/2.5@F3.5

さて、プラナー50/1.4である。
本当は、昔のエントリーにある三月人形を撮りたかったのだが今年はなかった。
(この一ヶ月ずっと期待して訪れていたのだが結局出てこなかった…)
今回の写真はこの郷土の森に移設された、旧役所である。
不思議なのは、α700で使ったときよりもピンあわせが難しかったような印象。
単に条件(光量など)の問題なのか、相性の問題なのかは不明。
(実は私の視力低下が原因かもしれない…それは寂しいなぁ。)
なのだが、開放で撮ったものは全滅。
以下、F2.8 なのだが、それでも甘い。
しかしこのレンズの味を見てもらうために上げますぅ。

一枚目は入り口のスナップ

DSC07366.JPG

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α900+P50/1.4@F2.8

「町長室」

DSC07368.JPG

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α900+P50/1.4@F2.8

再び入り口のスナップ

DSC07369.JPG

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α900+P50/1.4@F2.8

再び、APL125/2.5を装着して。
そうそう、マクロなんだよな、ということでこんな絵を。
葉ボタンです。

DSC07398.JPG

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α900+APL125/2.5@F5.6

やはりこういう絵が好きだなぁ、私は。

DSC07421.JPG

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α900+APL125/2.5@F2.5

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早春の昭和記念公園

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昨週末は陽気が良かったので立川の昭和記念公園へ。
今年の冬は冷え込みが厳しかったせいか、いろいろな花が一度に咲いている。
沈丁花の香り立つのがこれほど遅い年も珍しい気がする。
今回は、定番のAF100/2とPlanar50/1.4にて。
AF100/2はもちろんだが、Planarもかなり気に入った一本になった。
αマウントに改造した甲斐があったというもの。

まずは遅めの福寿草を。


DSC02584.JPG

MINOLTA AF100/2@F2
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次は黄色のクロッカスをPlanarで。


DSC02540.JPG

Planar 50/1.4 AEJ@F2.8
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同じく、前後ぼけのテストを兼ねて。

DSC02544.JPG

Planar 50/1.4 AEJ@F2.8
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これはAF100/2をf11まで絞り込んでみた。

DSC02534.JPG

MINOLTA AF100/2@F11
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でも、このレンズはやはり開放が好き。


DSC02530.JPG

MINOLTA AF100/2@F2
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Planar 50mm/1.4 αマウント改(作例)

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改造内容はまた別記事で書こうと思いますが、まずは作例を。
一枚目は背景の点光源の形でもわかるとおり、f2.0。わかりやすい^^;)
MF レンズはフォーカスエリアを意識しないで構図決めできるのも良いところですね。

写真はいずれもAWB, DRO off です。
どうも、α700 の DRO を使うとボケが汚くなる気がして、普段はオフで使っています。
きちんと検証しなくちゃとは思っているのですが。

DSC02303-rot.JPG

α700+P50/1.4@F2.0
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二枚目の画像は開放。
ちょっとピンが甘いのと輝度の高いところがフレアっぽくなっているが、
赤の発色はすばらしく、癖になってしまうレンズだと思う。

DSC01996-rot.JPG

α700+P50/1.4@F1.4
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三枚目はf2.8。
すばらしく緻密でリアリティがある。
夜に子供に見せたら泣き出しそうだ。
私が特に好きなのは人形の左袖が闇に消えていくあたりのグラデーション。
着物の質感表現もすばらしいと思う。

DSC01991-rot.JPG

α700+P50/1.4@F2.8
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四枚目は開放。
空気感(?)のようなものがあってこれも好きな一枚。

DSC01963-rot.JPG

α700+P50/1.4@F1.4
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五枚目はf2.0(だったはず…) 濡れた岩の質感などもよく出ていると思う。

DSC019810-rot.JPG

α700+P50/1.4@F2.0
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