NEX-3 + Elmarit-R 35/2.8

先週末に Leica レンズが届いた。
ただし、マウント部は M42 に改造されている。
値段も手頃なのと、M42 なのでα900にもそのまま使えるという点が
気に入って落札した。Leica を所有するのは初めてである。
製造番号から調べてみると、1970 年製であることがわかった。
私が小学生の頃だな…実に40年以上前のレンズだ。

土曜日は天気も良くいい陽気の中、当地の定番、郷土の森に。
梅まつり真っ盛りなのを忘れて NEX3 + このレンズ一本で出かけて
しまったのを少し後悔した。梅をメインに撮るのならもっと長玉が必須だ。

まつり中なので、いろいろなイベントがある。
こちらは阿波踊り系の方々。ハイテンションであった。
光量オーバーで F5.6 まで絞ったが良い結果だった。
色乗りが素晴らしいのと、合焦部分のシャープさがよくわかる。

DSC01643.JPG

無理矢理に意地で梅の花を。
ボケにはやや難有りな気がするが、シャープでありながら柔らかい写り
なことがわかる。やはり STF を持って来るべきであった…
F2.8 開放。

DSC01742.JPG

ということはやはりポートレート系だろう、と。
この時期限定で展示される定番の三月人形だ。
素晴らしい実在感だ。私が惚れ込んだ被写体だけのことはある。
この人形に会えるのが楽しみで春を待つのだ(嘘)。
なんにせよ、人生、楽しみは多いほうが良い。
暗部は噂に違わず、粘る。写真をクリックしてオリジナルのサイズで
モニターの明度を最大まで上げて暗部を見てみてほしい。
シャドー部分の黒髪一本一本の質感までわかるはずだ。
ちなみに、昔 Planar 50mm/1.4 で撮影したものとシャドー部を比べてみるとおもしろい。
もちろん、撮影条件もボディも違うのだけれども。
(髪の毛は伸びていなくて一安心)
F2.8 開放。

DSC01768.JPG

Leica なんだから、何気な被写体がいけるのではという勝手な思い込みで
普段使いのトートバッグを。いい味が出ていると思うのだが…

DSC01779.JPG

さらに何気な石畳を。こういうの私は好き。
F2.8 開放。

DSC01782.JPG

前後ボケを見たくて出口近くの花カリフラワー(というのかな?)を。
こういう状態だとボケはまずまず。
F2.8 開放。

DSC01783.JPG

来週もこの人形を撮りに行くぞ!
今度はレフ板も持って万全の体制で臨むのだ。

追伸: そうか、Leica-R はαマウントよりもフランジバックが長いのか。
Leica-R 47.15mm/Φ49mm, α 44.5mm/Φ46mm。
ヤフオクで R-αなマウントアダプタを見て気がついた。
これはさらなる危険な予感が。

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コメント/トラックバック 2 件 to “NEX-3 + Elmarit-R 35/2.8”

  1. tanQ Says:

    ライカは神社仏閣とか和の被写体に合うような気がしています。中央付近の解像感は見事ですね!シャドーがいいのは迷光処理とかがきちんとしているからですかね?それとも現代ではご法度のガラス素材のせい?

  2. kei Says:

    まだ二日間しか使っていませんが、やはり人を撮ると良い塩梅な気がします。ここには一枚しか上げていませんが。
    オーバー露光、逆光、アンダーな場合でも人肌はうまく表現してくれる予感です。
    モノクロでも使ってみたく思っております。

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