タグ ‘AF35/1.4G’ の記事

オーディオ

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オーディオ系の話も書いておかねば。
ここ半年くらい、すっかりはまっている。
オーディオの面白さは系統の何を変えても音が変わることと、自作ネタが
ふんだんにあるということなのだと思う。
入力側(DAC)から始まってプリアンプ、メインアンプ、スピーカーと出力系に
向かって自作/市販品をいろいろと試して来た。
私の性格もあって、いわゆるハイエンドオーディオな高価なものではなく、
各コンポーネントともに数万円のものをあれこれ試してみることになる。
これまでの結論では、当たり前ではあるが、一番音の違いを感じることができるのは
最後のスピーカーであることは再確認できた。が、アンプでも音は変わるし、
カプリングコンデンサでも変わる。微妙な差ではあるが。
ちなみに、まだ「電源ケーブル」「ルビジウム」系には手を染めていない。
これは老後の楽しみに取っておこう。

ちょっと前のSPシステム全景。
JBL の音を聴いてみたくなったので、ちょっと本流からは外れるが、A620 ベッキオ
をゲット(真ん中のブックシェルフ)。JBL 30 周年モデルとのことで期待したが
好みには合わなかった。確かに厚みというか暖かい音がするのだが、どうやら私は
クール系の方が好きなようだ。(写真は暖色系が好きなんだけどね)
その外側は今一番好みの Magnat Vintage 120。
6年くらい前に、2ch で絶賛されていたのを見て半信半疑で 44K で購入。
現在は ONKYO M-506R x 2 の bi-amp 接続で駆動している結果、非常に好みの
音で鳴っている。大編成クラシックにはちょっと難有りかもしれないが。
スペック上、ツイーターは 32KHz まで伸びている。このあたりが好みな
要因なのかもしれない。
一番外側は Vandersteen 1。国内ではあまりみかけないレアなスピーカーかも。
昔、オーディオユニオンお茶の水で音を聴いて、どうしても欲しくなって
US ebay.com で落札したもの。落札価格と国際送料がほぼ同額でくやしい思いをした。
このスピーカー見ての通り、特殊な外形で全面サランネットで覆われている。
さらに、このサランは底面で接着剤(モルトみたいな)で固定されているため
メンテナンスがかなり難しい。かなり古いスピーカーだが、音場は素晴らしい。
タイムドメインのはしりだと思う。

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アンプ/CDP系の全景。
左側から上下の順に、SONY TA-F555ESXII, NEC A-10II, SONY SCD-XE600(改),
DENON DCD-1500AE, SONY TA-F555ESG, LUXMAN L-10, ONKYO M-506R,
Technics SE-A5, ONKYO M-506R, SONY TA-F555ESXII。
アンプ類はいずれも20〜30年前のビンテージものばかりだが、オークションでは
べらぼうに安い値段で取引されている。メーカーメンテナンスが終了している
関係もあるのだろう。が、私見では最近の10万円以下のアンプよりも良い音だと
思う。問題はいつ壊れても文句を言えないという点と、自分で修理するにしても
オリジナルパーツはかなり入手難であるという点。
しかも重い。だいたい、16Kg〜25Kgくらいだ。全体で 150Kg は確実に超えている。
ちょっと床が心配だ。
この中で M-506R は内部構造が非常に素直にできており、保守性が素晴らしく良い。
この点も気に入っている。逆は NEC A-10II だ。が、このアンプは濃密な音を
出してくれる。(本当に微妙な差なんだけどね)電源のコンセプトも気に入っている。
RESERVE II というネーミングなのだが、通常にブリッジ整流された脈流と
90度位相を変えた脈流を合わせることによって、脈流状態で、より DC に近い
電源を供給するというコンセプトだ。現代における、DC 給電に近いものを
感じるではないか。
スマートグリッドネタで家庭内 DC 給電が実現した暁には、ぜひ±40V くらいの
両電源を供給してほしい。メインアンプからトランスを追放できるのだから。


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新潟精密の一粒玉、FN1242A を使ったDAC。お気に入り。
なぜこの会社が突然 DAC を作ったのか、なぜその直後に会社更生法手続きに
入ったのか、そしてなぜ今も供給が続いているのか、など、謎だらけの DAC だが
まあとにかく気に入っている。早く箱入れしてやらなければ。

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Nelson Pass の、DIY Audio で紹介されていた、J-FET ソースフォロワー
一発のプリアンプというか、インピーダンスバッファ。B1 というコードだ。
最初はカプリング系に WIMA MKS を使って失敗(音が団子、ヌケ悪し)したが、
その後数々のコンデンサ遍歴を経て、WIMA MKC4 (ポリカーボネート)で
落ち着いた。この写真は試作一号機。完成形の二号機の写真は別途。
MKC4 1.0uF/63V は某所で@100円で入手できた。もう少し大量購入しておくべきか。
カプリングに使うとヌケ、粒立ちの良いコンデンサだと思う。

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このスピーカーは一瞬だけうちにあった。
オークションで落としたものだが、片側のウーハーが焼き付いていた。即返品。
片側だけで聴いた印象では良かったので、いずれリベンジもあるかもしれない。
そういえばまだ返金してもらっていない気がする…

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とりあえず、今回はここまで。

Magnat はかなり気に入ったので、年末休暇に向けて上位機種 Quantum 607 を
ドイツ ebay.de で落札、個人輸入代行で輸入中である。
なぜ ebay.de かと言うと、Magnat は現在ドイツ以外ではほとんど見かけることが
できないからだ。私見ではかなりコストパフォーマンスが高いと思うのだが
私の好みが特殊、ということだろうか。もちろん日本の代理店は今は(事実上)無い。

今回も商品代金と国際送料は半々くらいになる見込み。
が、いろいろと調べてみると海外のスピーカーを国内の代理店で購入すると
同じような値付けになっていることがわかったのでまあ、いいかと。
スピーカーを試聴無しに購入というのはかなりなリスクだがこれも一興。
さてさて、楽しみだ。

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晩秋から初冬へ

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この生涯であれほどのものを見たのは初めてだ。
昨晩、帰宅途中の自宅近くで西の空、仰角30度付近から地平線にまっすぐに
落ちる火球を目撃した。普通なら流星と言うべきところだが、明るさ・大きさ共に
火球と呼ぶのがふさわしい規模だった。落下音はしなかったが。
大凶事の始まりでなければいいのだが…と時節柄思ってしまった。

さて、またまた久しぶりになってしまった。実に3ヶ月以上か…
理由にはいろいろある。
前にも書いた通り、すっかりオーディオにはまってしまっているのと、
写真の取り込みに使っているMacbookProのハードディスクが一杯になってしまい、
しばらく取り込みできなくなっていたというのもある。
最近、ようやく内蔵ハードディスクを換装して取り込めるようになった。

たまにはアップしないとツールの使い方も忘れてしまいそうで、最近の写真を
アップすることにした。

府中、多摩川近くにある交通公園の銀杏。青空に映える。

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下の子供も一歳になり、つかまり立ちはできるようになった。
遺伝のせいか、この子も甲高だ。靴の選定に困りそうな予感が。

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立川昭和記念公園のオブジェ。コンクリートでできた椅子なのだが、さまざまに
ペイントされている。

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同じく昭和記念公園。少し狙ってみた。「灼光」という題名で某所のサイトにも
上げたが、このネーミングはちょっと季節違いではあるなぁ。

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同日、富士山方面の夕陽。この日は素晴らしい天候だった。こういう場面が
あることがわかっていればそれに合わせたレンズを持っていったのだが…
これは次の機会の課題。このくらいの夕陽でもα900のファインダーだと
目にはかなりきつい。出来る限り目を細めて撮影したのだが、しばらくは
緑の補色残像がちらついていた。
あ、イメージャーのごみが…

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夏休み

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またまた久しぶりになってしまった。
今年の夏休みも例年通り西伊豆にでかけた。
いつものコース、いつもの宿、だ。
代わり映えはしないのだが安心感はある。

新宿からロマンスカーで沼津、沼津港から船、というルートだが今年は雨のため
欠航するのではないかと気が気でなかった。欠航するとそれを補うためのバスが
一本だけ出る。これに乗り遅れるとあとはタクシーのみになってしまう。
幸い、船は出た。しかし毎年小さい船になる気がするなぁ。
今年はほとんど漁船か湾内観光クルーズ用の船の大きさになっていた…

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二日目の宿はしんしま。この宿も長い。もう 20 年以上通っているはずだ。
女将も代替わりしてしまった。

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内廊下に活けられた花。夕方近い光線がいい具合に射していた。

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宿の前を流れる那珂川。河口付近なので、覗き込むと「ずがに」の姿も見える。

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これはねむの木か?

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松崎で泳ぐことはほとんどない。この日は「東洋のコートダジュール」の
呼び声も高い、岩地まででかけた。

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日の高いうちに入る露天風呂ほどの幸せもそうないだろう。

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しんしまのエントランス。ピアノも自由に弾けるようになっている。
(私は引けません。子供がいたずらで弾いても寛容なのが良いところ。)

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最終日、本来は下田に出て「小川屋」の鰻で締めるところなのだが、
この日はあいにくお休みとのこと。松崎にもこだわりの鰻屋がある。
ここでお昼を。しかし、小川屋にはかなわない。
うーん、食べたくなってきた。そろそろもう一度でかけるかぁ…

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梅雨の合間

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前にも書いたが、この時期、真夏を迎える前には近所の多摩川で子供と
ミニキャンプをすることが多い。
なにをするわけでもなく、ゆっくりとビールを飲みながら子供と遊ぶだけ。
だんだん荷物が増えてくるとタープを持ち込むのも面倒になり、小さなおもちゃの
テント + コールマンの椅子で済ませることになる。
この日はカヤックの練習をしている人たちがいた。いーい赤だ。

そういえば、今年も多摩ロックやるらしい。
テントでビールを飲んでいたら実行委員会の人たちがすぐ目の前で今年の
やり方を議論していた。それとなく聞いていたが、やはりいろいろな苦労がある
ことはよくわかった。帰りがけに「期待してます」と応援してきた。


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梅干

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blogを書くのもすっかり久しぶりになってしまった。
一ヶ月ぶり以上だ。この間なにをやっていたかというと…
10年ぶり以上になるが、すっかりオーディオにはまっていた。
もともとこの季節は雨が続くので別の趣味をなにか、とはじめたところで
はまりまくってしまったという次第。

そもそもは4年くらい前に作ったTA2020デジタルアンプのリファインから始まり、
この一ヶ月で、FN1242A DAC, PCM1794 DAC, ヘッドフォーンアンプ, PCM2702 USB DAC
などなどを作り、ウオン安に乗じて韓国からは RUBY を取り寄せ、さらにここ
十数年に集めた 5 種類のスピーカーを聴き比べ、などをやっていた。
スピーカーの聞き比べは機材整理のために始めたのだが
実際に聴いてみるとそれぞれ味と事情があって結局整理できないという結論に…

トータルで思い返せば、今回の知見は、
「やはり電源は重要、恐るべし。電池駆動に勝るものないかも」。
個人的には、この TA2020 はいじくるところが多いような少ないような、
私のような初心者には遊び相手としては非常におもしろい。
主観では DAC による音の差よりも、パワーアンプの電池駆動の方が
大きな差であると感じた。もしかするとカップリングコンデンサの
差よりも大きいかもしれない。
トランスポートからパワーアンプまで全段電池駆動なども試みてみたくなった。

まあ、それはいい。
時はめぐる。今年も梅は花をつけ、実をつける。
で、梅干だ。
スーパーマーケットなどで手に入る梅は完熟状態でもまだ梅干にするには早い。
そのため、一晩から二晩、盆ざるで熟成させるのだが、この時間が至福なのだ。
部屋に梅の香りが充溢する。「桃源郷」という言葉があるが、これを香りで
表現するとかくや、と思わせるものがある。
一週間後には赤紫蘇を投入だ。


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