昨日は NEX-3 + Flektogon の作例をアップしたが、今回はコシナの開発陣が
最高傑作と自認する、フォクトレンダー APO LANTHER 90mm/F3.5 SL Close Focus の
作例を上げる。私が所有しているのは M42 マウントのもので、
そののち 2010 年に発売された SL II の前のバージョンである。
確か、銀座のレモン社で新品を 27,000円ほどで購入した記憶がある。
Close Focus と言うだけあって、これも Flektogon 同様に最短撮影距離が短い。
90mm の焦点距離で、50cm まで寄ることができる。
ところで、一般に、コシナのレンズは青みが強く出る傾向があると言われているが、
私もそう思う。いわゆる、「寒色系」の写りをすることが多い。
(コシナブルーとも言われることがある…)
逆に、Minolta のレンズは暖色系の写りをすることが多い。
特に、200mm/2.8 G は特に暖かい絵を出してくれる。
このレンズは、わたしの気持ちの中では「夕陽が似合うレンズ」だ。
デジタルカメラになって、Auto White Balance を使っていてもレンズごとに
こういう傾向が現れるのはとても興味深い。
ごたくが長くなったので、作例を。
昨日アップしたときの撮影ポイントである、吉祥寺には実はこのレンズも
持参していた。前半は APL で、後半は Flektogon で撮影。
吉祥寺にはお昼過ぎに到着したのでまずはご飯を食べる。
子供がハンバーグが食べたいと言うので、手頃なところでふらんす亭に入ろうと
したが、少し待つという。
待ち時間中に周囲を。
いーい、透明感のあるぼけだ。
しばらくすると、20 分くらい待つことになると告げられた。
吉祥寺にまで来てフランス亭ごときで待たされてはたまらない、ということでその
近くの焼き肉屋で食べることに。
「こんなにこんがり焼くなよー」というコメントは却下。
子供にはちゃんと焼かなければ。
途中まで下の子供が眠っていたりなど、なんだかんだで食べ終わったら既に
15:00 を回っていたが、とにかく井の頭公園に向かう。
マルイの前の標識。
このレンズの特徴が出ている気がする。
次は公園入り口の「鳥良」のあんどんを。
公園は少しくぼみ状になっていることもあって、陽が落ちかけていたが
子供達を遊ばせる。
昨日アップした滑り台と同じなのだが、かなり色合いが異なる。
(光線状態の違いも大きいが。)
夕闇に近づく木肌を。この夕闇側の表現がいかにもコシナの青という感じがする。
Popularity: 33% [?]