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FN1242A DAC

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前回、FN1242A DAC の電源トランスにトロイダルを使ってみた話を書いた。
結果がよさげだったので本格的に、電源部に手を入れた。
トランスは RS components で調達。
18-0-18V, 6-0-6V の 30VA トロイダルを投入。(写真右上、二段重ね)
ディスクリートオペアンプ部±15Vには、ディスクリート誤差増幅型の電源。 (写真右下)
DAC/DAI デジタル部には LED 基準電圧の 3.3V non-NFB 電源。(写真中央)
DAC アナログ部には LED 基準電圧の 5V non-NFB 電源。(写真中央)
電源回路のチョイスはセオリーとは異なる気もするが、以前、オペアンプ部の電源に
LED 基準電圧 non-NFB 電源(with EI トランス)を使った時に、かすかに歪感を
感じたのでこの構成を試してみた。
結果は素晴らしい。
トランスのおかげか、電源回路構成のおかげかは切り分けしていないが、
まったく別物の音である。定位がはっきりする、楽器の分離が良くなる、
ボーカルの艶やかさが出る、など。
やはり師匠の教えは正しかった。


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FN1242A DAC

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というわけで、前のエントリーで撮影した FN1242A DAC (DAC1242-2)の前に
作成した DAC1242-1.5 が師匠の試聴のために旅立つことになった。
その前に記念撮影。
久々にこの DAC の音を聴いたが、DAC1242-2 と比べると正直、かなり劣る。
えええ??と思って、RMAA で特性測定をしてみたが、特性上は DAC1242-2よりも
むしろ、かなり良い(loop back に近い)。謎だ。特性がいかにあてにならない
ものなのかを思い知った気もする。
ま、それはさておいてこの違いがアナログ部がオペアンプのせいなのか、
電源部のせいなのかは定かではないが。
本当にこれを貸し出していいものかどうか迷ったが、師匠なら本質をつかんで
くれることだろう。
これを作成したのはかなり初期の頃で、今見ると部品選定にかなり文句を
つけたくなる部分が多い。(LPF の WIMA MKS とか)

しかし、まあ、今見返すとこの基板は三端子レギュレータを4つも使っている
んだなぁ…手を入れたくなってきたがまずは貸出。


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